家賃見直しで家計大改善!ちまちま節約苦手なズボラ必見!

「今日はスタバをやめてコンビニコーヒーにしたから300円の節約~♪」と喜んでいるそこのあなた。
もちろんそれを毎日続けられれば月約1万円の節約になりますが、きっと一ヶ月にはちまちま節約に疲れ、その反動からついつい散財してしまったという経験をされ方も多いのではないでしょうか?

「ちりも積もれば山となる」
確かにそのとおりではありますが、

・トイレの便座は一年中OFF
・こまめに電気のスイッチを切る
・近所のスーパーより10円安い隣町のスーパーで買う

このような小さな節約の積み重ねは人によって過度なストレスになったり、労力の無駄になってしまったりすることもあります。

コツコツ節約できる人…本当に尊敬する。

ななえもんはズボラだからいつも3日ももたず飽きてしまうにゃね。

例えば一日10円の電気代の節約を365日続けたとしても、効果はたったの
10円 × 365日 = 3,650円

365日頑張ってもこの程度の節約効果。
このように、労力に対してさほど報われない節約を続けているとストレスが溜まり、いずれ爆発して散財する原因になるので要注意です。

せっかくなら努力が目に見えて結果に表れる「報われる節約」をしたい…!!
特にズボラさんにとっては、毎日コツコツやるよりも”毎月”・”毎年”といった広い範囲で見たときに節約効果が高く出るものから始めるのがおすすめ。

ズボラさんにとって大事なポイントは
「支払いの頻度が高いもの」と「金額が大きいもの」

そう考えると、固定費の最も大きな割合を占める「家賃」は大きな見直しどころなのです。
固定費については以下の記事でご紹介しましたが、今回はずばり「家賃」の見直し方について詳しく掘り下げていきます。

目次

家賃はいくらが理想?

ちなみにみなさんが今住んでいる物件の家賃はいくらですか?
また、世帯収入はどれくらいあるのでしょうか?

住んでいる地域にもよりますが、家賃の目安としては手取り額の25%ほどが理想と言われており、30%を超えてくると割高と判断されることも。
当てはまる方は家計の改善が必要かもしれません。

昔は収入の30%くらいがいいと言われていたよね?

額面給与から税金や社会保険料などが引かれたら、手元に残る手取り額は人によってかなり減ってしまうにゃん。
そうなると「収入に対して一律30%」と考えてしまった場合、かなり高額になるケースがあるので、手取り額で考えるのがおすすめにゃ。

家賃は月の手取り額の25%を目安に計算するとGOOD!

なお、家族構成や控除額によっても違いは出てきますが、手取り額は大体収入の8割程度です。
その計算で手取り額から理想の家賃を逆算すると下表のとおりになります。

年収月の手取り額理想の家賃
200万円約14万円約3.5万円
300万円約20万円約5万円
400万円約26万円約6.5万円
500万円約33万円約8.25万円
600万円約39万円約9.75万円
700万円約44万円約11万円
800万円約50万円約12.5万円
900万円約55万円約13.75万円
1000万円約61万円約15.25万円
手取り額に対する理想の家賃

わ!これを見ると、独身時代は無駄に高いところに住んじゃってたかも‥。

家賃の高い都市圏であれば致し方にゃいが、ド田舎住みのななえもんがなぜそんな高い家賃のところに住んでいたのにゃ?

だって~、おしゃれな築浅物件に住みたいし~。
あとはお風呂にテレビがついていたり、浴室乾燥機とかもあったら生活が潤うよね~♪

ばっかもーん!!!!
見栄なんぞ1円にもにゃらんわ!

身の丈に合う”という言葉を知らんのか!!
もちろんそれが仕事へのモチベーションにつながっているとかポジティブな理由になっていればいいにゃんが、どうせななえもんは見栄だけでそう言っているにゃん。

ギク…。だって友達とか遊びに来た時に良く見られたいし…。

何を優先したいかが大事にゃん。
背伸びした家賃によってポジティブな行動が生まれるならそれでもよし。節約・貯金が何よりも大事なら今すぐ見直しを!!
一時の感情に流されるでにゃい!

家賃を抑えるためのポイント5選

家賃は固定費の中でも最も高い割合を占めているので、月5,000円削減できただけでも年間にすると60,000円。
ちまちま節約を続ける労力と比較すると費用対効果がかなり高いので、コツコツが苦手な人にとっては比較的簡単にできる「報われる節約法」と言えるでしょう。

では家賃を抑えるためにはどうすればいいのでしょうか。

大家さんや管理会社に家賃交渉してみる

築年数や立地の関係で入居者が少ない物件は比較的家賃の交渉がしやすいです。
私の友人も「家賃を3,000円下げてくれたら即決する」と交渉し、家賃の減額に成功したことがあります。
新しい住居を決める際はもちろんのこと、いま住んでいる賃貸物件の更新タイミングで交渉してみるのも手です。
近隣の賃貸相場を把握して、現在自分が払っている家賃より安い募集があればその価格で交渉してみるといいでしょう。

恥ずかしいとか、ケチだと思われるなんて気にしない!
向こうも入居者獲得が大事だから、そこは遠慮なく交渉しよう。

家賃相場の低いエリアに住み替える

コロナのパンデミックが収束してきた今でも、在宅ワークが可能な企業は依然として多いことでしょう。
そうなると通勤時間や場所を考える必要がなくなった方もたくさんいるのではないでしょうか。
それなのにまだ家賃が高いところに住み続けている人は非常にもったいないです!
ノマドワーカーや出勤が必須でない方、退職を迎えた方などは家賃相場の低いエリアを選び直すことで住居費用を各段に抑えられます。
また、通勤・通学時間が変わらなくても、エリアによっては家賃相場が低くなるところもあるので、出勤が必須な会社員の方でも住む場所を見直すことは非常に大事です。

築古のリノベーション物件を選ぶ

「やっぱりキレイな物件に住みたい!」
ほとんどの人がそう思いますよね。
しかし築浅物件はどうしても割高ですし、普段使わない余計な新設備やサービスが家賃に上乗せされてしまっていることもあります。

そこで、そんな方には築古のリノベーション物件がおすすめ
リノベーションがされていれば、割と新築に近い状態で安く住めることがあります。
デザイナーズマンションのようなオシャレな内装の物件や、古民家・ヴィンテージアパートなど、古さを逆手にとった魅力ある物件に出会えるかもしれません。

必要な設備の見直しをする

初めての物件選びのときは、
「トイレとお風呂は別がいいな~」
「お風呂の追い炊き機能は必須!」
「サンルームがほしい」

などたくさんの希望があったことでしょう。

しかし、住み慣れてみた今はどうでしょうか?果たして本当に当時と同じ条件を希望しているでしょうか?
特に会社員の方だと、日々仕事に追われほとんど寝るためだけに帰ってきている方も多いのではないでしょうか?
また、主婦の方でも、今ではほとんど使っていない設備や機能があるかもしれませんね。
賃貸物件に住む経験値を得た今、本当に必要な設備を見直して住居を住み替えれば、家賃はかなり抑えられるでしょう。

同居や知人の物件を検討する

精神的な苦労もあるでしょうが、貯金優先ならば親族との同居を検討するのが一番。
家賃相場よりも安く住まわせてもらうことができれば、利用しない手はありません。 

ちなみに私たち夫婦は結婚前から主人の実家の空き家を借りていたよ。
ボロかったけど家賃はほぼタダで、お金を貯めるまでという限定付きでなら全然我慢できた!

よく頑張ったにゃん。
自分の理想の家に住めないのはどうしてもストレスが溜まってしまうかもしれにゃいが、その苦労を受け入れてでも達成したい目標があるにゃら乗り越えられるはずにゃ。 

インスタグラムのフォロワーさんの中には、目標金額を貯めるために心を押し殺して義両親との同居を選んだ人もいるよ~。

家賃見直しの前にやるべきこと

家賃の見直しは家計改善にとって非常に効果が高いですが、そもそもこの先賃貸物件に住む予定期間と住み替えにかかる初期費用を天秤にかけたときに、住み替えが無駄になってしまう場合があります。
住み替え前にしっかりシミュレーションしてから臨みましょう。

引っ越し見積もりのシミュレーションはここからできるよ!
<引越し侍>
https://hikkoshizamurai.jp/estimate/simulator/

また、家を住み替えるには引っ越し費用を貯める必要があるので、まずは家賃以外の固定費の見直しを行うことが大事。
月々のスマホ代を16,000円節約した方法はこちらを参考にしてくださいね。

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